美容室の運営にレジスターは絶対に必要アイテム?

美容室の運営にレジスターは絶対に必要アイテムか

レジスターは美容室開業時に購入するのが、当たり前?

美容室開業する際にほとんどの開業者さんはレジスターの購入を前提にしている傾向があります。
しかし、このレジスターって絶対に必要なものでしょうか?
レジスターは、受付カウンターの上に置いてあり、ピコピコ打ち込んで、ガチャーンとドロアー(レジの下側のみのお金を入れる金属の箱)が開き、そこにお金がしまわれているもの。

レジスターの役割を考えてみる。

この、レジスターの役割とは、一体何でしょう?
「お客が施術してもらった内訳明細がレシートで出てくる」あるいは、「領収書かワンタッチで出てくる」などでしょうか。
内訳明細のレシートは、そのまま記録として店側の入出金を確認するための資料にできますね。
大型店で1日に何十人の来客があるようなお店なら、こうした入金の記録は少なからず役に立つでしょう。
しかし、20坪未満の小規模な美容室ならどうでしょう?1日の来客もそんなに大勢ではないですよね。
こうしたレシート状の伝票が無くとも、集計はそんなに苦ではないはず。

レジスターを代用することもできるのでは?

また、領収書についても考えてみましょう。「領収書を下さい」という客の割合は来店した全員でしょうか?おそらく、そんなに多くはないはずです。
だとすると、レジスターというあのマシン、無くてもどうにかなりそうですよね。

小規模な美容室では、ノートPCのみで入金管理しているところが多いのですが、その場合、「ノートPCで入金管理をして、レジスターは導入せずにドロアーのみ購入」して対応できます。
もしくは、独自の受付カウンターを制作したのであれば、「お金をしまうドロアーの役割はカウンターそのものに付帯させた鍵付きの引き出しを利用する」店もあるのです。
領収書に関しては、「依頼がある都度に手書きでお渡しする」ことでも、十分ですね。

レジスターを買わないことで、開業初期費用を節約することもできる。

レジスターも領収書が印字できるタイプのものを買えば数万円の出費となります。
開業時はとにかく予算の制限が厳しくなるので、こうした僅かなところでも節約できる要素がたくさんあるもの。
お店を開業したら、なんでもかんでもレジスターを用意しなければ…と考えるのではなく、自分が持つお店の規模を考えながら少しでも買物の出費を抑える努力が必要です。
レジスターに限らず、ありとあらゆる物品に対し、必要か、無くても差し支えないモノかを考えながら買物をしていくことが重要なのです。

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